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【簡易レビュー】S.H.Figuarts ウルトラマンゼロ 悟空アーマー(悟空战袍·赛罗奥特曼)

2022.12.19

現在は日本のみならず、世界中で人気を誇る「ウルトラマン」シリーズですが、アジア圏を中心に人気が高いコンテンツです。
特に中国での人気は高く、2021年に「ウルトラマンシリーズ生誕55周年」を記念し、中国国内の著作権を管理する「SCLA」と円谷プロは、
中国国内向けの新コンテンツ「ウルトラマン英雄伝(奥特曼英雄传)」を発表しました。
これは、中国の英雄たち「西遊記」や「三国志演義」をモチーフにしたキャラクターが登場し、
中国国内では、プラモデルの他、カードゲームなどの商品化がされ、その中で、「西遊記」の「孫悟空」をモチーフとした「ウルトラマンゼロ」が、
S.H.Figuarts化されて、中国のプレミアムバンダイ「万代官方旗舰店」にて販売されました。

中国のイベントの様子「奥特曼系列55周年纪念展隆重开幕,7月10日轰动山城!」
「ウルトラマン英雄伝(奥特曼英雄传)」プロモーション映像(bilibili)

当方は、商品化を知った時は、「万代官方旗舰店」での購入方法について、知識が乏しく、泣く泣く諦めていました。
ですが、SNSを見ていると、日本の方でも購入している方を多くお見かけし、中国国内のショッピングサイトを代行購入してくれる業者もあることがわかりました。
今回は「万代官方旗舰店」での購入は叶いませんでしたが、中古市場で販売されているものを発見し、購入に至りましたので、簡易レビューをしたいと思います。
(今後も中国国内限定のウルトラアーツも登場すると思われますので、その際は、代行購入している業者さんに依頼したいと思います。)

まずはパッケージです。
他のものとは大きく異なり、特別仕様となっています。
正面には、筋斗雲に載ったゼロの大きなビジュアルが掲載されており
裏面や側面には、商品画像が掲載されています。


また、同梱されている取扱説明書も、シンプルなものとなっており、英語で表記されています。

続いては、本体です。
造形面は、通常の「ゼロ」とは大きく異なります。
中国的な衣装をまとっているのが特徴的ですね。
なお、衣装パーツを外すことはできません。

続いては、細部。まずは頭部です。
西遊記」の「孫悟空」の特徴的な「緊箍児(きんこじ)」が追加されています。
また衣装のおかげで、可動範囲も限られていますが、全く動かないわけではありません。

次は胸部。
通常の「ゼロ」を流用しつつ、プロテクターと衣装のパーツが一体造形されています。
ベルト部分は、たすき掛けにさているパーツとつながっており、腰の可動の邪魔になりません。
また、少々取り外しがしにくいですが、カラータイマーも交換可能です。



次は腰部、腹部。
腰から下がるプロテクターは軟質パーツで造形されており、両脚の可動の邪魔になりません。
また『ひょうたん』は、固定されており、取り外しが不可能です。
お尻には、「孫悟空」らしく尻尾が造形されており、根元でボールジョイントで接続されています。


次は両腕・両脚。
両腕に関しては、完全に新規造形です。二の腕にはプロテクターが追加され、肘から下は新デザインです。
両脚に関しては、完全に新規造形で、武道着のようなボリュームのある造形です。



次は、手首パーツ。
今回は、左手4種、右手5種が付属します。
基本的には通常版「ゼロ」とは同じですが、右手の1種は新規造形と、左右の武器の持ち手が追加されています。


武器類は、「如意棒(にょいぼう)」が付属します。
サイズは本体より長く、細かいディテールもバッチリです。

通常の「S.H.Figuarts ウルトラマンゼロ」との比較です。
一部は通常の「ゼロ」を流用し、両腕の一部や、下半身は完全新規造形です。
衣装の処理も秀逸です。

最後はポージング集です。
やはり「孫悟空」らしく、「如意棒」を持ったアクションが一番かっこいいですね。
ウルトラマン英雄伝」に登場する、他のキャラクターもかっこいいので、
作品自体も、ぜひ日本でも展開してほしいです。


以上が、「S.H.Figuarts ウルトラマンゼロ 悟空アーマー(悟空战袍·赛罗奥特曼)」の簡易レビューでした。
今回は日本国内では販売されておらず、特に中国のプレミアムバンダイのみの販売という事で、
限りなく入手困難となっている商品ですが、こうして購入できたことは嬉しい限りです。
また、中国のプレバン商品も、日本での代行業者に依頼すると購入できることはわかったので
今後も同様のものが販売された際は、ぜひ購入したいと思います!

 
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