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【簡易レビュー】S.H.Figuarts ゼットン 一兆度の火球 Ver.

2021.04.24

<<< ウルトラマンの体は、地球上では急激に消耗する…!>>>
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今から約54年前の1967年4月9日。当時の子どもたちには、衝撃的な日となりました。
あの無敵のヒーロー「ウルトラマン」が敗れた日です。
彼の前に立ちはだかったのは、不気味に発光体を光らせる『宇宙恐竜ゼットン』でした。
そんな「ゼットン」のS.H.Figuartsが仕様変更品として、帰ってきました。
さっそく、簡易レビューをお送りします!

まずは、パッケージ。
久々の怪獣とあって、デザインが若干異なります。
実写の写真の他、炎が渦巻く一兆度の火球を吐く、ゼットンの写真が掲載されています。

続いては、本体です。
基本的には、発売済みの「S.H.Figuarts ゼットン」と同じです。
ですが頭部の発光体を中心として、火球を吐いた時をイメージした塗装が施されています。

各部の詳細です。
通常版との変更点である頭部です。
発光体を中心に、主に下に向かって、炎の照り返しのような塗装が施されています。
これだけで何かを放っている印象が伝わってきますね。

胴体の可動については、特に変更ありません。
ウルトラマンの放った八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)を防いだバリアのポーズや
足を開いた踏ん張ったポーズなどは難なくこなせます。人型なので、可動域は抜群です。


通常版との比較です。
頭部の塗装以外、変更はありません。
胸部の発光体も変わらず、クリア造形です。

そして今回、新規追加されたのは、「一兆度の火球エフェクト」パーツです。
ウルトラマンの最終回で放たれたものとは形状は異なりますが、後年の作品で放った際のものに近いと思われ、
火球が放たれた造形が躍動感がある造形が施されています。透明の支柱も付属します。


ほぼ通常版と同等の為、通常版に付属したエフェクトパーツも当然付けることが可能です。

最後は、ゼットンを操る宇宙人「ゼットン星人」(※付属しません)と
当時テレビを見ていた少年に恐怖を与えたであろう、倒れるウルトラマンを見下すシーンを再現しました。

以上が、「S.H.Figuarts ゼットン 一兆度の火球 Ver」の簡易レビューでした。
今年はウルトラマン放送開始55周年を記念する年ですので、発売となったものと思われます。
基本的には通常版の彩色変更なので、通常版を買い逃してしまった人で購入した方もいるかもしれません。
しかしながら、今回の塗装色は、エフェクトパーツありきですので、やはり通常版の再販も期待したいですね。
ですが、個人的にはこのようなカラーバリエーションも面白い試みだと思いますので
また機会があれば、もっとほかの商品でも見てみたいと思いました。

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敗れたウルトラマンの前に現れたのは、赤い球。
その正体は、「宇宙警備隊隊員ゾフィー」。
彼が持ってきたふたつの命は、ウルトラマンとハヤタ隊員を救ったのでした。

放送から54年経った今でも、この最終回「さらばウルトラマン」は名作のひとつですね。
いつかゾフィーも今回のようなカラーバリエーションを出して欲しいです。
トサカが黒い頭部と、ウルトラマンを迎えに来た時の赤い玉も付属して再販して欲しいです。

 
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