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1972年に放送された「ウルトラマンA」。
男女合体変身や、「異次元人ヤプール」が送り出す超獣の登場など、
斬新な試みが行われた作品で、現在も人気が高い作品です。
また怪獣を超えた「超獣」や「宇宙人」なども個性豊かですが、
中でも、人気が高いのが「地獄星人ヒッポリト星人」です。
2話に渡って登場し、中でも「ウルトラ兄弟」をブロンズ像に変えてしまった事が印象的で、
「ウルトラの父」が初登場する回の相手としても有名ですね。
「ウルトラアーツ」としては、2019年に開催された「魂ネイション2019」にて
当時、参考出品だった「S.H.Figuarts ウルトラマンエース」と共に展示されていました。
そこから約6年…。ついに、商品化され、手元に届くこととなりました。
さっそく、商品を受け取りましたので、簡易レビューしたいと思います!
まずはパッケージ。
昭和怪獣なので、デザインのレイアウトは円形です。
劇中の写真が使用されています。
また配色も、「ヒッポリト星人」を彷彿とさせる配色なデザインが素晴らしいですね。
続いては、本体。
イメージ通りの造形で、まさに劇中のスーツそのものの印象です。
続いては、細部。まずは頭部から。
特徴的な頭部のデザインが見事に再現されています。
また左右の触覚状のものも可動できます。
続いては、胸部。
シンプルなデザインで、スッキリとした造形です。
また背中には、特徴的な造形の背びれもあります。
続いては、腹部と腰部。
可動部分が目立たない造形です。
可動範囲は若干狭い印象ですが、問題なく可動します。
続いては、両腕と両脚。
こちらも胴体同様、関節があまり目立たない造形です。
続いては、手首パーツ。
今回は、持ち手用の左手首パーツがひとつ付属します。
続いては、付属品。
まずは頭部の「交換用鼻先パーツ」。
特徴的な鼻先の状態を変更できます。
また劇中で使用された、あの「エース人形」も付属します。
とても小さいサイズで、可動はしません。
前述した「左手首パーツ」を使用し、劇中同様に、持たせることが可能です。
前述の通り、関節パーツが目立たないように造形されていますが、
問題なく可動も可能で、劇中通りのポージングも可能です。
しかし、デザイン状の都合から、可動域が制限されている部分もあります。
続いては、他の商品と。
まずは「S.H.Figuarts ウルトラマンA」と。
市街地には幻影が出現し、TACは応戦していましたが、
本体は奥地に潜んでおり、北斗と南は変身して、戦闘を開始。
しかし、ヒッポリトカプセルの餌食となり、ブロンズ像に変えられてしまいます。
「ウルトラマンA」から放たれたウルトラサインによって、
「ゾフィー」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」の
『ウルトラ四兄弟』が、地球へ救援に来ます。
しかし、「セブン」以外は、すぐさまブロンズ像に変えられてしまい、
残された「セブン」も戦闘を開始しますが、ブロンズ像に変えられてしまいました。
(※ 魂ネイション2024で展示されていた展示物。商品化の予定は無し)
最後は、「S.H.Figuarts ウルトラの父」。
竜隊長を始めTACとの戦いの末、地球に駆けつけた「ウルトラの父」と交戦します。
当初は圧倒されますが、長旅の疲れによって形勢逆転し、「父」を追い詰めました。
しかし、復活した「エース」によって爆散し、敗北してしまいました。
以上が、「S.H.Figuarts ヒッポリト星人」の簡易レビューでした。
試作品の初展示以来、永らく音沙汰が無く、半ば商品化を諦めていましたが、
ついに商品化が決まり、ようやく手元にやってきてくれました。
参考出品の時点で、かなり完成度が高く、期待通りの内容でしたので、大満足です。
また、参考出品のままである「S.H.Figuarts タイラント」や、
「〜 バードン」の続報も待ちたいですね。