2022年7月より好評放送中の「ウルトラマンデッカー」が、ついにS.H.Figuartsに登場しました。
昨年の「ウルトラマントリガー」同様、放送期間中の発売が嬉しいですね。
今回もお手頃価格での発売となっているので、まず最初の1品として最適です。
ではさっそく、簡易レビューを始めようと思います!
まずはパッケージ。
レイアウトは変わらず、お馴染みのレイアウトです。
今回のイメージカラーはレッド。実際のスーツの写真が大きく掲載されています。
また左上には、初回限定特典のシールが貼られており、
「ウルトラディメンションカード」は、袋に入った状態で、ブリスターに貼付されていました。
そして、今回は取扱説明書は付属せず、フタ部分に内容が印刷されていました。
付属品が少ないからこそ、こういった処理だと思われます。
続いては本体。
「ダイナ」の基本シルエットは踏襲しつつ、アシンメトリーなデザインが特徴ですね。
個人的には、左腕のプロテクターが流鏑馬の「射籠手」のような印象で、お気に入りポイントです。
続いては、細部。まずは頭部です。
やはり額の宇宙模様が特徴的ですね。
こちらはデジタル彩色でバッチリ再現されています。
デザインの基本シルエットは、「ダイナ」を踏襲しています。
続いては胸部。
こちらも特徴的な宇宙模様は、デジタル彩色で再現されています。
そして、左胸についているカラータイマーも特徴的ですね。
またそれを守るように、プロテクターも左肩を中心に配置されています。
もちろんカラータイマーも交換可能です。
続いては腹部、腰部です。
基本的には装飾はないので、可動域も抜群です。
配色的にも「ダイナ」を踏襲している印象です。
両腕・両脚です。
両腕に関しては、アシンメトリーなデザインで、左腕にプロテクターが配置されています。
一方、右腕はとてもシンプルなデザインです。
このおかげか、前述した通り、個人的には「射籠手」の印象を受けました。
両脚に関しては、こちらもとてもシンプルに作られており、
模様パターンに関しても、「ダイナ」に酷似している印象です。
手首パーツは、左右各4種付属します。
握拳の他、手刀や開き手など基本的なものが付属しています。
今回は、武器類やエフェクトパーツの付属品はありません。
「S.H.Figuarts ウルトラマンタイガ」以降の現行1発目の商品から、このスタイルが続いています。
今後発売予定の「デッカー」関連の商品に付属すると思うので、期待したいですね。
その代わりですが、デッカーの変身アイテムである「DXウルトラディーフラッシャー」に対応した
「ウルトラディメンションカード」が付属します。
絵柄は「セルジェンド光線」のポージングをするデッカーの写真です。
ポージング集です。
装飾も左肩から腕に集中していますが、可動の邪魔にならず、自由なポージングが可能です。
基本的なポージングの手首パーツが付属しているので、幅が広がります。
次は、他の商品と並べてみます。
まずは「S.H.Figuarts ゴモラ」と。
劇中では、スフィアに寄生され「古代合成獣スフィアゴモラ」になった後の戦いでしたが、今回は寄生される前で撮りました。
今回の「デッカー」では、スフィアによって、過去の定番怪獣が、新しい姿になるのが見どころだと思います。
劇中では、圧倒的なパワー差で、新しい姿である「ストロングタイプ」にタイプチェンジしましたね。
続いては、「S.H.Figuarts グドン」と。
パゴスやテレスドンたちと繰り広げる、地底での戦いはとても臨場感があり、インパクトがありました。
グドンの両手のムチ攻撃に苦戦していましたが、「ミラクルタイプ」にタイプチェンジして、勝利をおさめました。
また実際に戦いはしていませんが、大量に現れた「ツインテール」も驚きのシーンでした。
続いては、地球に一時帰還した「S.H.Figuarts ウルトラマントリガー マルチタイプ」、
破片にスフィアが寄生して復活した「邪神スフィアメガロゾーア」からデッカーやトリガー達に救出された「S.H.Figuarts カルミラ」と。
やはりヒーローとの共闘は毎回胸アツですが、今回は前作で敵役であった「カルミラ」も交えた戦いが、さらに胸アツでした。
スフィアに寄生され、ただの『器』だけとなった「スフィアメガロゾーア」に戦いを挑む3人の共闘は感動シーンです。
2023年1月には「S.H.Figuarts グリッタートリガーエタニティ」も発送されますので、こちらも楽しみです。
続いては、最初は幼獣状態で登場し、ゴースド鉱石の力によって急成長した「パンドン」と。
かつて「ウルトラセブン」を破った怪獣が、ついに「デッカー」と相まみえました。
「ダイナミックタイプ」の力を使い勝利できましたが、やはり圧倒的な戦力があったと思います。
2023年3月には、55周年を記念した「55th Anniversary Ver.」が発送されるので、こちらも期待したいです。
別の商品とも撮ってみました。
第10話で見せた「DX ガッツホーク」との合体アクションを。
「ネオメガス」との相撃ちになった時に、ハネジローの操る「ガッツホーク」によって炎の中から救出されたシーンですね。
ウルトラマンと人類の兵器のコンビネーション技は、まさに「燃える」シーンです。
今回は、「DXガッツホーク」のアーム部分に挟む感じで固定しました。
最後に、こちら。
「わりぃ…待たせちまったかな。」
アサカゲ博士の正体であった「バズド星人アガムス」の前に突如現れたのが、未来のデッカー「デッカー・アサミ」でした。
カナタにデッカーの力を授けた張本人で、数百年後の未来で、スフィアと戦っていたようです。
カナタとは違い、戦い慣れたその姿は、クールな印象もアクションや仕草など、かなりカッコよかったですね。
同じアイテムを使って変身していたので、同時変身などは難しそうですが、いつか見てみたいです。
また一部、他の商品から手首パーツを流用しています。
以上が、「S.H.Figuarts ウルトラマンデッカー フラッシュタイプ」の簡易レビューでした。
昨年から発売が、11月になり、番組放送中に発売されるというのが、かなり好印象ですね。
また付属品も最低限に絞られ、価格も抑えられている分、購入しやすいのがとてもメリットだと思います。
しかしながら、エフェクトパーツや武器類が、今後発売するであろう商品に付属するので
それらが発売になるまで、組み合わせて遊べないのが、デメリットだと思います。
ですが、完成度も高く、他のアイテムとも組み合わせて遊べるので、しばしの我慢かなと思いました。