トップ ⟩ 簡易レビュー ⟩ 【簡易レビュー】S.H.Figuarts ウルトラマン 55th Anniversary Ver.

【簡易レビュー】S.H.Figuarts ウルトラマン 55th Anniversary Ver.

2021.11.26

<<<申し訳ない事をした、ハヤタ隊員…。>>>
<<<その代わり、私の命を君にあげよう。>>>
<<<君と一心同体になるのだ。そして、地球の平和のために働きたい。>>>

今から55年前の1966年7月17日。
後に伝説となる子供向け番組がスタートしました。
今までは映画館でしか見れなかった怪獣が毎週テレビで見れると話題になり
たちまち大人気になった「ウルトラQ」の後を受けスタートしたのが、この「ウルトラマン」。

本編放送前には、「杉並公会堂」で公開収録された「ウルトラマン前夜祭」も放送され
会場を訪れた子どもたちの前で、ウルトラマンや怪獣を始め、科学特捜隊のメンバーの他
円谷英二監督も登壇しました。

現在では日本のみならず、世界中に愛されるヒーローとなりました。
その登場55周年を記念して発売されたのが、こちらの商品です!
さっそく簡易レビューをしたいと思います。

まずはパッケージ。
ブラックを主体に、商品の写真が大きく掲載されています。
箱には、「ウルトラマン 55th Anniversary」のロゴが掲載されています。
また今回は、受注が行われた「魂ウェブ商店」の他、
同じく受注が行われた「ツブラヤストアオンライン」のロゴも掲載されています。

続いては、本体です。
基本的には、ウルトラアーツ第1作目の「S.H.Figuarts ウルトラマン」と変更はありません。
変更されている部分は塗装色で、全身がメタリック調に塗装されており、とても綺羅びやかです。

今回付属する「ブラザーズマント」を羽織らせてみました。
ブラザーズマント」は以前販売されたものとは異なり、生地の色が若干異なります。

続いては細部。
まずは頭部ですが、塗装色の変更のみにも関わらず、随分と印象が異なります。
両目の塗装に関しては、通常版と同様、クリア素材で、裏面からクリーム色が塗装されています。

次は胸部と背部です。
シルバーメタリックとレッドメタリックがとてもカッコいいです。
やはり「ウルトラマン」といえば、この胸のデザインで、ひと目で分かります。
もちろん、カラータイマーも交換は可能です。
メタリック塗装なので、カラータイマーの色が反射して、よりカッコいいです!

次は腹部、腰部です。
今回の塗装色上、ポージングをすると干渉し、剥がれが懸念されますが、動かした限り、あまり心配はなさそうです。
ですが、強引に扱うと、剥がれてしまうかもしれませんので、慎重に取り扱ったほうが良いかと思います。

次は腕部、脚部です。
シリーズ第1商品目のカラーバリエーションの為、近年の商品と比べると、細さを感じると思います。
ですが、このような処理も、スーツアクターである古谷敏さんの抜群のスタイルを彷彿とさせますね。

手首パーツは、左右各2種が付属します。
標準の握り拳の他、特徴的なファイティングポーズ時の開いたものと、
必殺技「スペシウム光線」を放つ際の手刀の2種です。
少ない印象かもしれませんが、組み合わせによって、様々な表情を付けられます。

続いては、付属する「ブラザーズマント」です。
商品は単品版と同じ、生地素材で制作されていますが、生地の色が、本体に近い色になっています。
襟パーツもメタリック塗装が施されており、本体に合わせています。
また接続方法等も、以前販売されたものと変更ありません。

本体との接続ですが、「ジョイントパーツ」が付属します。
今回の「ジョイントパーツ」は、無着色のシンプルなものです。
腕に被せて固定するので、塗装剥がれが懸念されからだと思われます。
万が一の事を考えて、普段飾る際は、このパーツを使用せず、被せるだけのほうがいいかもしれません。

→ 「S.H.Figuarts ブラザーズマント」の簡易レビューはこちら

付属品はもう一つ、「ウルトラマン55周年」のロゴが入った台座も付属します。
メタリック調のプリントが施され、ブラック地と相まって、高級感があります。
支柱は付属していませんが、別売りの支柱ももちろん接続が可能です。

次に、通常版と比べてみます。
造形は同じですが、塗装色の違いだけで、印象が全く異なりますね。

次に、ブラザーズマントを羽織った状態での比較です。
この状態でも、印象がガラリと異なります。

通常版に付属する「スペシウム光線エフェクト」を付けてみました。
ボールジョイントも同じですので、問題なく取り付ける事ができます。
手首パーツは通常色ですが、きちんと光線エフェクトを再現できます。

メフィラス星人」に付属する「ウルトラスラッシュエフェクト」も付けてみました。
個人的には「八つ裂き光輪」という言い方のほうが、しっくりきますね。
こちらもボールジョイントは同じですので、問題ありません。

最後にそれぞれのポージング写真を。
可動域も違いはありませんが、塗装色がどうしても剥がれてしまうのではないかと不安ですね。
しかしながら、そう簡単には剥がれるようなものではないと思いますので
普段より、より丁寧に取り扱う程度で大丈夫だと思います。

以上が、「S.H.Figuarts ウルトラマン 55th Anniversary ver.」の簡易レビューでした。
55周年を記念する今年に、ウルトラアーツでこのような商品が発売してくれるのは、大変嬉しいことですね。
最近は、このような特別なカラーバリエーションも増えて、商品の種類も増えているので、とても嬉しいです。
来年2022年は「ウルトラセブン55周年」ですので、ぜひこのような商品も期待したいです!

 
Language