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おもちゃメーカーの「タカラ」が企画した作品が紆余曲折を経て、円谷プロダクションに持ち込まれ、
『円谷プロ創立30周年記念作品』として、1993年に放送を開始した「電光超人グリッドマン」。
ライバルおもちゃメーカーの「バンダイ」が関与している「ウルトラマンシリーズ」とは異なり、
中学生が主人公になっていたり、時代を先取りしたようなコンピューター世界での展開など、
独特な作品展開が話題になり、現在も関連作品が制作されるなど、人気作品となっています。
今回は主人公のヒーロー「グリッドマン」が、「真骨彫製法」で商品化されました。
当方は、リアルタイムで番組を見ていた世代で、商品化にも歓喜したひとりですが、
諸事情により『魂ウェブ商店』での購入は、泣く泣く諦めていました。
「いつか中古市場で買えれば…」となんとなく思っておりましたが、
4月のイベントにて、直接「グリッドマン」に会うことができ、
当時への懐かしさと感動で、「いつかは買わねば」と決め、時間が掛かってしまいましたが、
なんとか「S.H.Figuarts 真骨彫製法 グリッドマン」を購入することができました。
厳密に言えば「ウルトラアーツ」ではないものの、同じ円谷作品ということで、
今回時間が開きましたが、簡易レビューをしていきたいと思います!
まずはパッケージ。
「ウルトラアーツ」同様、黒背景のバストアップ写真が大きく掲載されています。
続いては、本体。
番組放送当時の「ウルトラマン」は比較的シンプルなデザインが多かった一方、
同じ円谷作品ですが、アーマーを纏ったようなデザインが斬新でした。
他の「真骨彫ウルトラアーツ」同様、当時のスーツアクター・岡野弘之さんを3Dスキャンし、
造形された為、スタイルは当時の印象そのままです。
続いては、細部。まずは、頭部から。
基本的には「ウルトラマン」のようなパーツの踏襲はされていますが、
より甲冑のような要素が強くなっています。
額には「エネルギーランプ」があり、「カラータイマー」のような役目を果たします。
続いては、胴体。
「テクタリオンアーマー」と呼ばれ、
変身アイテムである「アクセプター」とデザインが共通しています。
中央にある「クリスタルコンバーター」はエネルギーが溜まっており、こちらはクリア成型です。
続いては、腹部と腰部。
デザインはシンプルで、この部分は、軟質パーツで成形されています。
可動の邪魔にならず、実際のスーツに近い質感です。
続いては、両腕と両脚。
肩部分には大きなアーマーがあり、可動の邪魔にならないように分割がされています。
また、太ももの白いパーツも独立されており、こちらも可動の邪魔にならないように配慮されています。
左腕には変身アイテムと同様のデザインの「グラン・アクセプター」が装着されています。
続いては、手首パーツ。今回は左右各7種が付属します。
手刀や開き手、武器類の持ち手が付属しています。
続いては、エフェクトパーツ。
「グラン・アクセプター」から放たれる「グリッドビーム」エフェクトパーツが付属。
左腕の「グラン・アクセプター」を交換することで、装着が可能です。
今回は武器類(アシストウェポン)も付属。
まずは、剣型「プラズマブレード」。
盾状の「バリアーシールド」も付属します。
変形ギミックもあり、再現パーツを使用することで、「サンダーアックス」が再現可能。
刃部分を「プラズマブレード」へ変更することで、「グリッドマンソード」も再現できます。
続いては、ポージング。
「真骨彫製法」なので、より可動部分が多くなっています。
また胴体は軟質パーツが使われている為、より劇中に近いポージングが可能です。
以上が、「S.H.Figuarts 真骨彫製法 グリッドマン」の簡易レビューでした。
前述の通り、今回は中古市場での購入となりましたが、状態も良いものを入手できました。
また「S.H.Figuarts 真骨彫製法 サンダーグリッドマン」の発売も決定しているので、続報に期待です。
まだ立体化はされていませんが、「キンググリッドマン」の他、
「ゴッドゼノン」や「ダイナドラゴン」、紙面のみの「グリッドマンシグマ」等にも期待ですね。