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2016年7月23日に発売した「S.H.Figuarts ウルトラマン」及び、「S.H.Figuarts ウルトラマン 50th Anniversary Edition」。
そこから始まった「ウルトラアーツ」の商品も、ついに100体目となりました。
そして、その6年後である2022年7月23日に、記念すべき100体目の商品として
「S.H.Figuarts 真骨彫製法 ウルトラマン」が発売となりました!
ウルトラアーツの「真骨彫製法」は、当時のスーツアクターを3Dスキャンして、設計データを作成する事が有名ですが
今回の商品は、なんと古谷敏さんを3Dスキャンして、設計データを作成し、開発されました。
さっそく、この記念すべき商品を簡易レビューしたいと思います!
まずは、パッケージから。
ウルトラアーツの真骨彫製法ではお馴染みになりました、黒背景のボックスです。
表面には頭部のアップが掲載されております。
続いては、本体。
まさに初代「ウルトラマン」である古谷敏さんのお姿、そのままの印象です。
逆三角形のスタイルと、上半身の筋肉の質感の再現度がとても高いです。
続いては細部。
まずは頭部です。当時のCタイプのマスクがそのまま小さくなった印象です。
シンプルながら、完成しつくされたデザインに、やはり圧巻ですね。
耳の中の電飾スイッチもバッチリ再現されています。
続いては、胸部。
Cタイプの特徴である厚い胸板が完璧に再現されており、より質感が伝わってきます。
材質は「S.H.Figuarts ウルトラマンティガ パワータイプ」のように、PVC製です。
もちろん、カラータイマーも交換が可能です。
続いては、腹部や腰部です。
マッシブな上半身に比べ、徐々に細くなっていく体型が見事です。
こちらも、「S.H.Figuarts ウルトラマンティガ パワータイプ」と同じPVC製です。
次は、両腕・両脚です。
特徴的な盛り上がった肩も完璧に再現されています。
可動部分も多くなり、より様々なポージングができるようになっています。
また両脚も、細く長くまさに古谷さんそのままの印象です。
そして、宣材写真で目立っていた軸ピンの入っている箇所にカバーが追加されました。
これであまり目立たなくなったので、嬉しい処理ですね。
手首パーツです。今回は、全6種類が付属します。
どれも古谷さんの3Dスキャンしたものです。
手刀や特徴的なファイティングポーズ時の手首、
スペシウム光線の反った指先を再現したものなどが付属しています。
今回付属するエフェクトパーツは2種類です。
まずは、必殺技といえばこれ。「スペシウム光線エフェクト」です。
クリア成型で、白い塗装が施され、こちらも劇中そのままですね。
指先の反った手首も相まって、かっこよく決まります。
次は、切断技の「ウルトラスラッシュエフェクト」です。
今回は、手首と一体化ものと、台座をつけることができる単独の2種が付属します。
台座の支柱の長さは、2種類付属し、高さを変更できます。
そして、今回はボーナスパーツとして、「ウルトラマンティガ」第49話にて
ウルトラマンティガと共演した際の握手シーンを再現する為の、ティガ用手首パーツも付属します。
劇中では「マルチタイプ」との握手でしたが、もちろん「パワータイプ」にも付けられます。
ポージング集です。
真骨彫製法になり、関節も増したので、より劇中のポージングが再現できるようになりました。
また古谷さんのスタイルで、これができるというのが、最高に素晴らしいです。
(※一部写真内の「ジェットビートル」は別売りです)
他の商品と一緒に撮影してみます。
まずは、記念すべき第1体目の「S.H.Figuarts ウルトラマン」と。
最初の時点で完成度が高かったものですが、こうして比べてみると、
さらにクオリティが増している印象です。
サイズや各部のパーツも若干大きくなっていますね。
次は「S.H.Figuarts ウルトラマン 50th Anniversary Ver.」に付属するアイテムと。
ビル群やバルタン星人の宇宙船とも組み合わせてみました。
こうしてストラクチャーと並べて飾るのも、ウルトラアーツの魅力ですね。
次は「S.H.Figuarts ウルトラマン(Aタイプ)」と。
こうして比べてみると、同じキャラクターですが、
各部の造形のアップデートが繰り返され、印象が全然異なりますね。
やはり今後は、真骨彫製法で「Aタイプ」と「Bタイプ」を商品化してほしいです。
次は「S.H.Figuarts メフィラス星人 55th Anniversary Ver.」と。
あの緊迫感のある戦いが印象深いですね。
そして最後の敵「S.H.Figuarts ゼットン」と。
ウルトラマンの攻撃が全く効かず、ゼットンの鳴き声だけが響き渡る最終回のあの戦いは、
今でも忘れられないですね。そして、同時に絶望感も感じられました。
「ゼットン」の戦いに敗れたウルトラマンを迎えに来たのは、「S.H.Figuarts ゾフィー」。
ゾフィーという仲間がいる設定が、このシーンで明らかになりました。
いずれゾフィーも、真骨彫製法で商品化してほしいです。
(※写真内の『S.H.Figuarts ゾフィー』は一部加工しております)
同じ真骨彫製法の「S.H.Figuarts 真骨彫製法 ウルトラマンティガ マルチタイプ」及び
「S.H.Figuarts 真骨彫製法 ウルトラマンティガ パワータイプ」と。
これである意味、古谷敏さん、権藤俊輔さんと中村浩二さんの3人が揃うという
奇跡のようなスリーショットが再現できました。
最後は、現在公開中の「S.H.Figuarts ウルトラマン(シン・ウルトラマン)」と。
こうして比べてみると、同じデザインですが、全く異なるのが面白いですね。
「シン・ウルトラマン」は、古谷さんもモーションキャプチャーでのアクションを担当されたので
その二体を一緒に並べるというのも、考え深いです。
以上が、「S.H.Figuarts 真骨彫製法 ウルトラマン」の簡易レビューでした。
2016年に発売以降、ついにウルトラアーツは、100体目が発売となりました。
この商品は、その100体目にふさわしい商品だと思います。
古谷敏さんを3Dスキャンして、こうしてフィギュア化されることはとても素晴らしく思いました。
まさに夢のような商品でした。
また、やはり残りの「Aタイプ」や、まだ商品化されていない「Bタイプ」も期待してしまいますね。
スーツの細かい違いなどもあるので、それを再現してくれることと思います。
また、商品化してほしい怪獣や宇宙人もたくさんいるので、今後に期待したいです!