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【レポ】庵野秀明展に行ってきました

2021.10.10

本日10月10日に、東京・六本木にある国立新美術館で開催中の「庵野秀明展」に行ってきました。
もう説明不要なほどの存在である庵野秀明さんを作ったもの、庵野さんが作ったもの、これから作るものが凝縮された展示物達でした。
会期は10月1日(金)〜12月19日(日)まで。まだまだ余裕があるので、今回は特撮を中心に見て回りました。
他のものについては、今後また来場し、じっくり見たいと思っております。
また今回は「特撮」の中でも、「ウルトラマン」関連、特に現在公開日調整中である「シン・ウルトラマン」をフィーチャーしたいと思います。

今回のレポは「ウルトラアーツ」は関係ありませんが、お付き合い頂ければと思います…。


まず入場すると、「仮面ライダー旧1号」のコスチュームを着ている庵野さんの写真がお出迎えです。
シン仮面ライダー」も制作がはじまり、徐々に情報も解禁されていますね。こちらも気になります。
映画公開が近づけば、恐らく「S.H.Figuarts」での商品化も決定すると思いますので、争奪戦になると思われますが、ぜひ購入したいです。
そして「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」「シン仮面ライダー」を揃えたいですね。


特撮作品で使用されたプロップが展示されているセクションでは、「轟天号」の他、
メカゴジラII」や「帰ってきたウルトラマン」の実際のスーツ、
2013年に新調された古谷敏さんに合わせて作られた「ウルトラマン」のスーツ(と思われます)が展示されています。
特に実際に撮影で使われたスーツは、経年劣化があるものの、形を留めて保存されています。
これだけでも、とても歴史的な価値がある代物だと思います。残っているのがすごいですね。


少しはアニメ作品も…。ということで、記憶が新しい「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の設定画を。
アヤナミレイ(仮称)」や「式波・アスカ・ラングレー」の他、
アスカと相田ケンスケが一緒に住んでいる家のミニチュアセットもあります。
もちろん、あの大きな「第3村」のミニチュアセットも展示してありました。
そして、私が大好きな映画であり、2005年に公開された映画「ローレライ」の台本決定稿と、絵コンテです。
この作品にも庵野さんは関わっておられており、作品のCGコンテなどをお務めになられました。
劇中に登場する架空潜水艦「伊507」はとてもかっこよく、某コンビニ限定で、ペットボトル飲料に付属するフィギュアを集めました。
公開当時は、フジテレビで開催されていた「お台場冒険王」で展示されていた実際のプロップも見た思い出があります。
また海洋堂様からレジンキットも発売されていたようで、今ではもう幻の商品となっています。
公開から15年以上経過しておりますが、ぜひ機会があれば、「伊507」の新商品を発売して欲しいと思います。

展示品の最後のセクションになると、彼らが出迎えてくれます。
まずは成田亨さんが描かれた「本当のウルトラマンの姿」である、「真実と正義と美の化身」です。
もうこれは言わずもがなですね。

そして、2019年の「ツブラヤコンベンション2019」で初公開された「シン・ウルトラマン」の雛形がお目見え。
(※どうやら商品化が決定した模様です…。)
足元には既に発売中の「ムービーモンスターシリーズ ガボラ」「ムービーモンスターシリーズ ネロンガ」が置かれています。

そして台本の「検討稿」と「決定稿」が置かれています。
わずかガラス一枚向こうに置かれているのに、まだその内容を見ることができないなんて、もどかしいですね…。


その2冊の間に置かれているのが、ポスターに映っているキーアイテムのいくつか。
変身の際に使う「ベータカプセル(仮称)」は、ハヤタが使うものとは異なり、シルバー一色です。
また魂が宿っているかのように、赤い部分が輝いています。
そして、「科学特捜隊(仮称)」の流星マーク。原点のもののイメージを踏襲しながら、スタイリッシュなデザインです。
この流星マークを、斎藤工さんを始め、長澤まさみさん達が付けていると思うと、ワクワクしますね。
また「ドッグタグ」には、何やら気になる情報が記されています。まだまだ謎が深まります。

最後に、2016年に公開した「シン・ゴジラ」、公開日調整中の「シン・ウルトラマン」、
23年公開予定の「シン仮面ライダー」が一堂に会した写真を。

この「御三家」が揃うのは滅多に見れないと同時に、こうして日本を代表する特撮作品を、
新たにリブートすることができる庵野さんの凄さを実感させられますね。


シン・ウルトラマン」については、スペシウム光線のポージングです。
また両目も発光しており、耳部分にスイッチが見えます。これも初代を彷彿とさせるディテールですね。

ちなみに、私が所有するフィギュアでも同じような写真を撮影しました。
シン仮面ライダー」のフィギュアは当然まだ発売前ですので、
S.H.Figuarts 真骨彫製法 仮面ライダー1号(桜島ver.)」を使用しました。
そしてここには「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の「アヤナミレイ(仮称)」も加えています。

以上が「庵野秀明展」のレポでした。
今回は「ウルトラアーツ」とは全く関係なかったですね…。
また特撮(特に「シン・ウルトラマン」)に注目してしまいましたが、
これ以上に、内容も十分過ぎるくらいの展示品達なので、ぜひお時間がある方は、足をお運びください。

 
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