<<< 巨人です!巨人が蘇りました! >>>
ガッツウイングが墜落しようとする危機一髪の瞬間。
ダイゴ隊員は光となって、巨人の体内に溢れた。
ダイゴ隊員の生命を得ることで、巨人は永き眠りから目覚めたのである!
1996年9月に放送開始した、今までのような「光の国生まれ」ではない、『超古代の光の巨人』として誕生したのが「ウルトラマンティガ」です。
2021年で25周年を記念する同作品は、主演・ダイゴ役にV6の長野博さん、ヒロイン・レナ役に吉本多香美さんを迎えスタート。
今までにない近未来の設定、敵の特性に応じて変化するタイプチェンジや、CG処理が駆使され、25年経った現在でも人気を誇る作品となっています。
当時リアルタイムで見ていた私個人としても、今までのウルトラマンとは確実に違う作品だと言うことを子どもながらに確信し、毎週楽しみに見ていました。
特にタイプチェンジは斬新な設定で、今までのCG処理とは全く違う、より自然なタイプチェンジの描写に驚いたのを覚えています。
そして、今回そんなティガが、ついに「ウルトラアーツ」で登場しました。
しかし、ただの「ウルトラアーツ」ではありません。何と、ウルトラマン作品初の「真骨彫製法」での発売となりました!
今までは仮面ライダーなどの一部の作品でしか登場しなかった「真骨彫製法」ですが、今回、ウルトラマン第1弾として「ティガ」が選ばれました。
今回は皆様ご存知の通り、大変入手が困難な状況になってしまいました。そんな私も、予約受付時には購入できず、荒れに荒れました…(汗)
(※心当たりのある反省点もあったので、そこは今後の対策として、改善していきたいと思います…。)
ですが、その後、たくさんのフォロワー様からの情報を頂き、幸いにも、何とか購入することができました。
情報を提供くださったフォロワーの皆様、ありがとうございました!
こちらの簡易レビューをご覧頂いている方々も、まだ購入できていない方もいらっしゃると思います。
ですので、少しでもこの感動を共有しながら、簡易レビューを行っていきたいと思います!
ではさっそく、簡易レビューを始めます!
まずは、パッケージから。
通常の商品とは異なり、ライダーアーツ同様のデザインとなっています。
しかし今回は正面の写真は、黒背景となっており、より洗練されたデザインです。
また裏面もメタリック調のものになっており、差別化が図られている印象です。
また今回は、初回特典として、特製ブックレットが付属します。
続いて、本体です。
最初の印象はもう、まさに本物といった感じです。
通常はLSSの監修の元、実際のスーツ(※昭和組を除く)を3Dスキャンして作られており、本物感を感じることができます。
しかし、今回はよりスーツアクターが着ている質感などを目だけではなく、全体で感じるような印象です。
今回のティガは、当時撮影用スーツ造形に携わったスタッフにスタチューを制作依頼。
それに、当時のスーツアクター「権藤俊輔」さんの3Dスキャンデータをトレースして作られました。
まずは頭部。どの角度から見ても、美しい造形です。
今までは頭部に何かを足す、プラスのデザインが多かったですが、「ティガ」はそうではなく、削るという発想でした。
両目はもちろん、額のクリスタルもクリアパーツで造形されています。
胸部と背中です。
左右のプロテクターは、実際のスーツ同様、肩にかかるように造形されて、質感もスーツそのままの印象です。
今回の胸部及び、後述する腹部、腰部は軟質パーツで造形されており、より自然に可動ができるようになっています。
内部には、フリック機構が仕込まれ、ギアのようなパーツで、肩関節を動かすことができ、よりポージングをしやすくなっています。
しかしながら、ポージングによっては、プロテクターに負荷が掛かる為、塗装の剥がれが懸念されます。
当方も慎重に作業を行いましたが、今の所、塗装が剥がれた感じがありませんでした。
当方の商品では、剥がれはありませんでした。実際のポージングは、数分程度だったり
室内の温度や湿度などが関係するかもしれませんが、今の所は大丈夫だと思います。
(※個体差がございますので、全てが大丈夫というわけではございませんので、ご注意ください。)
もちろん、点滅時のカラータイマーも付属し、差し替え可能です。
腹部と腰部です。
前述の通り、こちらも軟質パーツが使用され、しゃがんだポージングや、
立ち膝のポージングの際も、スーツのような自然なスーツのラインが表現されていると思います。
確かに塗装の剥がれや割れが心配な要素ですが、ずっとこのまま負担がかかる状態でなければ、回避されるかもしれません。
両腕と両脚です。
一見、通常のものとあまり変わらないと思われますが、今回は肘パーツと膝パーツにもう一段階、可動域が追加されています。
これより、より実際のスーツのようなひねりが再現でき、ポージングの表情がさらに変化させることが可能です。
手首パーツは、左6種右5種が付属します。
この手首パーツは、権藤俊輔さんのものを3Dスキャンして再現したという、こだわりのもと造形されております。
細かい手の先までこだわり抜いているのは、とてもすばらしいですね。
取り外しもとても容易に行え、破損を心配することはありませんでした。
今回付属する「ゼペリオン光線」の光線エフェクトです。
通常のものは、手首と一体化しているものですが、今回は、腕自体を交換するという方法で再現されています。
この方法であれば、より劇中そのままを再現可能ですね。
より可動域が増した今回の「真骨彫製法 ウルトラマンティガ」。いろいろポージングをさせてみました。
通常のものとは違い、はやり可動域が増しているので、表情をつけやすく、高クオリティも相まって、かなり本物に近いです。
今回の商品は、権藤さんも仰られていましたが、スーツの完成形とも言える、「THE FINAL ODYSSEY」のものがモデルになっています。
ティガの力を「お借り」している、ニュージェネレーションヒーローズと一緒に撮影しました。
「ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン」、「ウルトラマンロッソ ウインド」及び「ウルトラマンブル ウインド」です。
また、9月には「ウルトラマンゼット ガンマフューチャー」も発売予定ですので、発売した暁には、一緒に撮影したいですね。
そして、本編でも共演を果たした初代「ウルトラマン」とも撮影しました。
やはり今年はウルトラマン55周年、ティガ25周年の記念年でもある2体が並ぶのもいいですね。
また、「劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン」のスリーショットも。
このスリーショットを見ると、はやり「エクシードX」及び「ベータスパークアーマー」の商品化も期待したいです。
以上が、「S.H.Figuarts 真骨彫製法 ウルトラマンティガ マルチタイプ」の簡易レビューでした。
近ごろ、よりウルトラアーツの一般販売が入手困難になってきましたが、今回のティガに関しては、さらに入手困難になりました。
予約開始時は、体感時間でありますが、約1分も経たずに在庫切れになった印象です。
その後、前述の通り、たくさん情報提供を頂き、何とか予約できたわけですが、発売日の今日まで購入できていない方々もいらっしゃると思います。
今後の生産がどうなるかは、メーカーの判断となりますが、今後購入できる方が増えることを祈ります。
また、購入できなかった方々へのお願いです。高値出品をしている出品者からは、絶対に購入しないでください。
購入してしまうと、彼らの思うつぼです。そこは我慢し、再生産や適正価格で、信頼のおける出品者から購入するようにしてください。
今回、このような素晴らしい商品を発売してくれたメーカーには、とても感謝したいと思います。
ですので、今後は権藤俊輔さんがスーツアクターを努めた、「ティガ スカイタイプ」や「ティガ ブラストタイプ」、
「グリッターティガ」などのバリエーションも期待したいです。
また、中村浩二さんがスーツアクターを努めた「ティガ パワータイプ」「ティガ トルネードタイプ」の他
長谷川恵司さんがスーツアクターを努めた「ティガダーク」なども期待してしまいますね。
今回は、胴体部分に軟質パーツが使われています。やはり一番気になるポイントは、塗装の剥がれなどですね。
なので、普段当方では「魂STAGE ACT HUMANOID」を使用し、腰にクリップパーツで固定していますが
今回は「魂STAGE ACT.4 for Humanoid(現在生産終了品)」を使用し、太ももで固定することにしました。
これなら塗装の剥がれなどを気にしないでも大丈夫かもしれません。